槌音プロジェクト

復興支援チャリティーコンサート♪名古屋2015.1.6

1月6日愛知県芸術劇場コンサートホールにおきまして開催されたコンサートは、名古屋市内の中学生、高校生の選抜合同バンドに大槌高校吹奏楽部から4人の選抜をご招待いただき開催されました。

客演指揮者にマエストロ北原幸雄氏をお迎えして名古屋フィルハーモニー交響楽団のメンバーなどプロの音楽家の皆様もご出演いただく素晴らしいコンサートでした。

第1部は中高生合同バンドで「エルザの大聖堂への行進」と「交響曲第4番ヘ短調作品36より終楽章」
名古屋市内18校からの選抜と大槌高校選抜4名の合同バンドで初めての顔合わせでしたが、息もぴったり素晴らしい演奏でした。

第2部はプロの奏者によるアンサンブルステージ♪
最初は打楽器奏者の窪田健志氏によるスネアとマリンバのソロ。
名古屋フィルメンバーの皆様による木管五重奏、金管五重奏と続き、特別に編曲された「14人の演奏者のためのディオニソスの祭り」は
とても贅沢なステージでした。
(この譜面はドルチェ楽器様より発売されその販売収益金は槌音プロジェクトにご寄附いただくことになりました)

第3部は「響け槌音復興支援ステージ」
中高生合同バンドに名フィルの皆様と一緒のステージ♪
最初は命の大切さを歌う「明日と言う日が」を合唱も加わり心を一つに演奏しました。
2曲目はガラッと変わり、なんとマエストロ北原氏の振る「恋するフォーチュンクッキー」
各校の生徒さんが客席で踊ったり、とても楽しいステージでした。
最後は「星条旗よ永遠なれ」では客席にいた各校の部員も楽器を持って参加しました。
沢山の拍手にお応えして「ラデツキー行進曲」で盛り上がりました。

このステージの曲の間にお時間を頂戴し震災の状況や今の大槌町の現状、そして槌音プロジェクトの紹介などインタビュー形式でお話をさせていただきました。
大槌高校顧問の金丸先生からは是非音楽を続けてほしい、音楽で部員が救われたというお話をされました。大槌高校部長からは辛く悲しいことがありましたが、全国からのご支援に感謝の演奏でお答えしたいとのお話でした。名古屋の生徒さんも同世代の言葉に真剣に聞き入っていました。

大槌と名古屋の中高生の音楽交流、そしてプロの演奏家の皆様とのステージは、年の初めからとても濃く暖かいコンサートでした♪

ご来場の皆様、また主催いただいた中部日本吹奏楽連盟名古屋市支部の皆様、参加いただいた名古屋市内18校の顧問の先生方、部員の皆様、そしてマエストロ北原氏、名古屋フィルのメンバー皆様には心から感謝申し上げます。