音楽と触れ合う町、岩手県大槌町に夢の音楽ホールを♪

音楽と触れ合う町、岩手県大槌町に夢の音楽ホールを♪ 音楽ホール槌音《つちおと》プロジェクト ゆたかな響きと静寂 遠くの神社から聞えてくる祭の響きと、人びとの歓声、 姿は見えないけど、木々に谺(こだま)する鳥の声、 小川の

槌音(つちおと)プロジェクト

hall

槌音プロジェクトは、大槌と繋がった日本中、世界中の音楽を愛する皆様と交流し、大槌から「感謝と元気」を音楽や郷土芸能で発信する場所として、そして町民の皆さんがいつでも音楽や芸能と触れ合える音楽ホール「槌音」をつくりあげたいと思い活動しております。

「槌音」とは一般的には家を建てるときなどに槌で木材をたたく音、建設が盛んな何場合に用いられる。
大槌で「槌音」といえば、大槌の「音」=大槌の音楽
また学校の「たより」などのタイトルにも使われ親しみがある。
そして、復興が進み町内に家々が再建する「槌音」が響くことの願いを込めて。

音楽ホール「槌音」は、大槌の復興のシンボルとして何時でも音楽に溢れ人々が集える場所となり、大槌の文化の継承・発展に寄与します。
そして、日本中、世界中から人々が大槌に集い自然豊かな大槌の魅力を堪能していただくとともに震災の記憶を絶やすことなく全世界に発信し続けます。

音楽ホールというと○○市民会館とか○○ホールとか千人規模の大ホールをイメージされる方がほとんどですが、槌音プロジェクトが想い描く「音楽ホール」とは、大きなホールではなく数百人が入れる小さくて奏者を身近に感じることができる、そんなホールを目指しています。構想は大槌の木材を利用した木のぬくもりが感じられる木造で見上げるステージではなく演奏者と同じ目線で同じ空気を感じられるようなそんなステージを描いています。

第一回槌音チャリティーコンサートを開催した東京都の有形文化財「求道会館」ホームページの写真にも使わせていただいていますが、私たちのイメージに近い素敵なホールでした。私たちが子供のころ学校にあった「講堂」の感じでしょうか。
吹奏楽部のホール練習や若者たちのバンドの練習、また合唱や歌の練習などにも使え、講演会や集会、どんな集まりでも利用できる、勿論、大槌が誇る伝統芸能の練習やイベントにも大いに利用されるようなそんなホールになればと願っております。

そこに行けば誰かがいて、何かが鳴ってる。音楽や郷土芸能と気軽に触れ合い誰かに会える、そんな場所になればと思っております。
コミニュティー施設のイメージです。それなら行政の公民館があると言われると思いますが、そうではなくそこには世界に誇れるような「音響」で全てのジャンルの音楽、コンサートやイベントが開催できる空間であり、人々が気軽に集まり語り合い、音楽に触れ合うことができるそんな「場」でありたいと思っています。
そして、最大の目的は「交流」です。箱モノの建物をつくることではなく、交流の結果がホールという「形」になり、更に形になったそこで交流が続いていく、槌音プロジェクトの目的はそこにあります。

震災という辛い出来事がきっかけではありますが、心温かい全国からのご支援があり、今私たちはこうして立ち上がろうとしています。その背中を押していただいた日本中、世界中の音楽家の皆様やアマチュアの音楽愛好家の皆様、芸術家の皆様や演劇家の皆様、このご縁を大切にしたい、ここで生まれた絆を終わらせたくないという想いが大きな原動力です。
子供たち、いや、大人たちにも音楽が必要でした。歯を食いしばり我慢していた感情も音楽に触れているときは解放され、つい涙がこぼれました。そうです。泣いていいのです。そんな音楽を届けていただいた皆様とこれからも「音楽ホール槌音」で末永くお付き合いいただけたらと願っております。

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